薬を正しく使ったにもかかわらず、その副作用により入院治療が必要になるほど重篤な健康被害が生じた場合に、医療費や年金などの給付が行われる公的な制度である、「医薬品副作用被害救済制度」をご存じでしょうか?
救済給付には医療費・医療手当・障害年金・障害児養育年金・遺族年金・遺族一時金・葬祭料の7種類があります。詳しくは、医薬品医療機器総合機構(PMDA)ホームページを参照してください。
正しく医薬品を使用したにもかかわらず、重症な副作用が生じ、入院後不幸にして亡くなった場合は、2000万円以上の給付が受けられる可能性があります。この制度を知らずに、請求を行わなければ、当然給付されることはありません。給付の請求は、健康被害を受けたご本人またはそのご遺族が直接、PMDAに対して行う必要があります。
請求までの流れ
(https://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/general01.html)
<事例1>
てんかんのためカルバマゼピン錠を服用後、薬剤性過敏症症候群を生じ、約1ヶ月間の入院加療を行った。医療費及び医療手当が支給された。
<事例2>
バルプロ酸ナトリウム錠を服用後、劇症肝炎を生じ、死亡に至った。医療費、医療手当、遺族一時金及び葬祭料が支給された。
<事例3>
イブⓇA錠を服用後、多形紅斑型薬疹を生じて入院加療を行い、医療費・医療手当が支給された。
-筆者プロフィール- 薬剤師:青 孝明 薬剤管理課・課長代理。院内の医薬品の安全管理や、がん薬物療法業務に従事。資格は、がん薬物療法認定薬剤師、日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師、ファイナンシャルプランナー3級。 |
診療時間のご案内
平日午前診/9:00〜12:00
午後診/14:00〜17:00
休診日土・日・祝日
※泌尿器科、救急患者の受入れ、紹介状を持参される場合に一部の診療科は
鈴鹿回生病院で診察を行っています。
面会時間のご案内
新型コロナウイルス感染症に対する、
感染防止対策として入院患者さんの
面会を中止しておりましたが、
制限のもと面会を再開いたします。
引き続き、院内感染防止のため
ご理解ご協力をお願い申し上げます。
詳細はこちらからご確認ください。