研究承認番号 :  26-02

研究課題名
内臓脂肪評価における腹部X線CT法での適正な撮像条件に関する研究

研究期間

平成25年8月1日 〜 平成26年9月30日

対象試料
 MRI画像及び診療情報

  上記試料の採取期間 平成25年8月1日 〜 平成25年9月30日

案内文

メタボリックシンドロームは、心筋梗塞や脳卒中・糖尿病など生活習慣病のリスクを上昇させます。わが国では15.7%が心疾患・13.0%が脳血管疾患で死亡しており、特定健診制度はメタボリックシンドロームに着目し、生活習慣病による生活の質(QOL)の低下や直接死因に関る状態になる前段階から対策し健康増進を図っています。健康診断などは放射線医療機器の高度化に伴い画像診断が重要ですが、特定健診では内臓脂肪量の評価は腹囲径を測定する法にて実施されています。しかし、腹囲径を測る方法の測定精度は十分ではなく、特に女性の腹囲計測法での内臓脂肪評価は皮下脂肪の存在が男性と比較して多い為、内臓脂肪量は正確に計測できません。その点、X線CTを用いた内臓脂肪の評価は直接得られた断層像より計測可能です。現在はそのX線CTの運用方法や撮影法にガイドラインなどの一定の基準がないため研究で示されることが望ましいと思います。本研究にて、X線CTは内臓脂肪量を評価する際の撮影条件のうち、「フィルタ関数」という要因が解析に与える影響を解明することを目的としております。本研究では、当院にて腹部CTを撮影した画像から個人が直接特定できる情報(氏名・ID・性別や病名など)を除去して腹囲・内臓脂肪面積などのデータを収集し解析を行っております。収集対象は平成25年8月から9月までに撮像された当該期間に当院で撮像された症例数は約2600例より抽出した腹部CT像10例です。この研究によって個人が特定されることはありません。現在収集したデータからも個人を追跡することはできません。本研究によって得られた知見では、今回抽出された対象者に直接の利益はありませんが、論文などで公表することによって健康診断などでX線CTを用いた内臓脂肪CT検査が発展することに役立ちます。この研究の情報や気になる点がありましたら、放射線課 水井まで遠慮なくお尋ねください。

掲載期日

平成 28年 3月 31日まで

問い合わせ等の窓口

研究責任者 水井雅人 鈴鹿回生病院 診療関連部 放射線課

TEL 059-375-1212
FAX 059-375-1717