抗菌薬適正使用支援チーム(Antimicrobial Stewardship Team : AST、以下AST)とは、感染症の治療効果を高めるとともに、耐性菌の発生を抑えるために、抗菌薬や検査について支援するチームになります。
現在、抗菌薬が効きにくい薬剤耐性菌が世界的に問題となっています。2016年に日本で開催された先進国首脳会議(G7サミット)で薬剤耐性菌問題への取り組みの一環として、抗菌薬適正使用を支援する取り組みの重要性が指摘され、薬剤耐性対策アクションプランが策定されました。
それを受けて、当院では2018年4月よりASTを設置し、多職種で協働しながら抗菌薬を正しく使う支援活動を行っています。メンバーは医師2名、薬剤師4名、細菌検査技師1名、看護師2名で、感染対策チーム(Infection Control Team : ICT)にも所属しており、ICTと協力しながら活動しています。
感染症治療の支援、相談応需を行うとともに、耐性菌発生状況の把握を行い、院内での抗菌薬適正使用を推進しています。
・感染症症例の早期モニタリングと主治医へのフィードバック
【対象】
血液培養陽性症例
薬剤耐性菌検出症例
特定抗菌薬(抗緑膿菌作用のある抗菌薬を含めた広域抗菌薬、抗MRSA薬)使用症例
感染リスクの高い特定の患者集団
インフェクションコントロールドクター | 1名 |
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感染制御専門薬剤師 | 1名 |
感染制御認定薬剤師 | 1名 |
抗菌化学療法認定薬剤師 | 3名 |
感染管理認定看護師 | 2名 |
チーム医療
診療時間のご案内
平日午前診/9:00〜12:00
午後診/14:00〜17:00
休診日土・日・祝日
※泌尿器科、救急患者の受入れ、紹介状を持参される場合に一部の診療科は
鈴鹿回生病院で診察を行っています。
面会時間のご案内
新型コロナウイルス感染症に対する、
感染防止対策として入院患者さんの
面会を中止しておりましたが、
制限のもと面会を再開いたします。
引き続き、院内感染防止のため
ご理解ご協力をお願い申し上げます。
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