薬や手術など、どれだけ医療が進歩しても、栄養が足りなければ治る病気も治りません。
栄養状態は病気の回復に影響を与えるだけでなく、患者さんのQOL（生活の質）や予後へも大きな影響を与えるため、栄養状態を保つことはすべての疾病治療の基本となりますので、栄養管理はとても重要で効果も期待されています。
私達は栄養面から患者さんを元気にするサポートを行っています。

• ・個々の患者さんに合わせた食事を提供し、早期退院出来るよう患者さんの疾患治療に貢献します。
• ・医師を中心としたチーム医療へ参画し、専門知識・技術を活かして栄養面から患者さんをサポートします。
• ・栄養指導を継続させると同時に、患者さんが行動変容出来るよう常に自らのスキルを高め、患者さんの信頼を得られるようにします。
• ・新しい取り組みとクオリティ維持に努めます。

栄養管理課の主な業務は美味しい食事の提供と、栄養管理です。

給食管理

入院中の食事は退院後も参考となるような献立を心がけている他、嗜好調査など患者さんの声を取り入れた献立になるよう取り組んでいます。栄養量を満たすことも大切ですが、それだけに固執せず、病院食らしくない病院食を目指しています。
治療や体調不良により食事量の低下がある場合は、ベッドサイドへ訪問し、個別に食事内容の相談に応じています。
患者さん全員に“鈴鹿回生病院の食事はおいしい！！”と喜んで頂けることが私達の目標です。

●食事の写真

●選択メニューの紹介

常食患者さんを対象に実施しております。

　選択メニューの申込方法　

①献立表をみる
毎週木曜日の朝食時に1週間分の献立表を配布します。

②献立を選ぶ
＜選択食申込用紙の配布日＞
毎週月曜日の朝食配膳時（金曜日分）
毎週木曜日の朝食配膳時（翌週の月・水曜日分）
B食（選択食献立）を希望される場合は申込用紙に〇を付けて下さい。
締切期日までに申込用紙の提出がない場合、〇がない場合は
A食（基本食献立）を提供させていただきます。

食物アレルギーや療養上の制限がある場合など、
選択メニューが対象外になる場合がございます。ご了承ください。
選択メニューを選ばれましても途中で制限食等に変更になった場合は提供出来ません。
ご不明な点がございましたら、スタッフまでお声かけください。

●ベットサイドへの訪問

栄養管理

患者さんひとりひとりの病態や栄養状態を定期的に評価し、多職種と連携して栄養状態の維持・改善に努めています。
また、食生活の改善が必要な方には個別の食事指導や、治療に役立つレシピの掲載のほか、多職種と協力し、糖尿病教室や腎臓病教室を開催しています。

個人栄養指導

看護師とのカンファレンス

学会や研修会へ積極的に参加し、知識の習得だけでなく発表も積極的に行っている他、院内での各種委員会へ出席し、情報共有や多職種連携を図り、治療に役立てています。