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鈴鹿回生病院 附属クリニック
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呼吸器外科


対象疾患
腫瘍(肺がん手術対象例、手術非対象例、良性肺腫瘍、縦隔及び胸壁腫瘍)、気胸、巨大肺のう胞、呼吸器外傷など
※三重大学胸部外科による循環器外科(心臓血管外科)外来も行っています。

次のような症状のある方が対象です
タバコをよく吸う方で最近咳や痰が止まらない。また血の混じった痰がでたことがある。
健診などで肺のレントゲンで異常があるといわれた方。
急に胸が痛くなり息苦しくなった 。
手にベトベトと汗をかくので困っている 。
タバコをやめたいが、なかなかやめられない。
最近歩くとすぐに足が痛くなる。
足の腫れやむくみが段々ひどくなる。
足にへびが這ったように血管が浮き出てきている。

 


診療内容

当科では、気胸、胸部外傷などの一般的な呼吸器外科疾患にはもちろんのこと、特に肺がんの診断治療に力を注いでいます。肺がん治療では手術のみならず手術適応外の患者様にも放射線や化学療法を併用した積極的治療に取り組んでいます。また手術にあたっても開胸手術だけでなく胸腔鏡下手術を取り入れ、患者さんの身体へ負担軽減、入院期間の短縮などを実現しています。
診断面では、早期発見を目指し、気管支鏡、喀痰検査、CTなどを用いた最新診断技術を取り入れています。
さらに禁煙啓発を目的とした小、中、高校生を対象した禁煙講習を定期的におこなうとともに保険適応禁煙外来を開設禁煙指導にあたっています。
現在禁煙外来は下記日程で完全予約制にて行っております。
禁煙外来  毎週月曜日14:00〜16:00 水曜日9:00〜11:30 (全予約制です。)
※予約はお電話でお願いします。

   059-375-1286


主要検査
外来:郵送型蓄痰細胞診、胸部レントゲン、胸部CT、胸部MRI、気管支鏡検査
入院:気管支鏡検査、経皮的肺生検


診療実績

平成26・27年度の呼吸器外科業績は手術件数127件そのうち肺癌切除症例は42例であった。26年にはほぼ例年通りの手術であったが27年にはスタッフの急病などに伴い手術症例減少が見られた。肺癌症例での入院患者数を見ると2627年患者数150名(新患80名)と毎年治療肺癌患者の約半数が新患でありこれは経年で大きく変化していない。

肺ドック、アスベスト健診、鈴鹿市肺がん検診への積極的な参加などで肺癌早期発見(二次予防)に努めておりそれぞれの症例も前年度に比較して減少は見られないものの、直接 当科での治療に結びつく症例はいまだ少ない。しかし当院で検診を受けたかたの肺精査例が増加したことや本年度から亀山地区医師会の肺がん検診読影に直接参加することとなり症例増加への期待が持てると考える。27年度には開業医へのアピールの意味を兼ねて鈴鹿亀山の肺がん検診開始時期に合わせて東京医科大学より呼吸器乳腺外科教授(池田徳彦先生)を招き「最近の肺癌事情」と題する啓発講演を当院で行った。今後さらに伊賀、上野地域までを含め症例収集を拡大したいと考えるが現時点で2名体制では現地に出向いての症例集は実現困難な部分が大きいので何らかの方策を検討したいと考える。
例年のことではあるが検診や院内他科通院中で発見される肺がん症例の中には経過を追いながらも発見が遅れ手術時期を逸している症例も少なくない。前述したように検診部門でのCT精査依頼が増えており多少肺癌早期発見に期待は持てるものの呼吸器内科との協力体制をより強化すること、他科フォロー中の患者の胸部単純写真に加えてCT撮影の拡大などによる積極的症例発掘がさらに必要と考えた。
一次予防としての禁煙外来は1年間でおおよそ100名程度の新しい受診者がある。禁煙外来開始からすでに750名以上の受診者があり禁煙成功率も内服で74%以上と他禁煙治療を行っている施設と比較しても高い成功率をおさめている。また禁煙の啓発活動の一環として平成26年7月には啓荻野寿美子女史を招いて第1階禁煙セミナーを開催し第2回禁煙セミナーを27年5月に、さらに同年10月にはTVなどでも活躍中の奥仲哲弥氏(山王病院副院長)を招いて第3回禁煙セミナーを開催した。そのほか講演活動は小、中、高校から大学、中心に26、27年度とも10講演以上行い鈴鹿回生病院としての地域健康支援を行った。

肺がん手術症例に関して従来のTNM基準に基づき平成14年からの症例からステージ分類を再度行いにつき生存を中心に検討を行った(表1 200ヶ月生存)。
結果:T期特にTa 期症例では5年生存でも他大学などと比較してもかなりよい成績を上げられているが術後7年以降の志望に関しては地域特性として高齢者を対象とした手術が多いことから他疾患死亡が多い。
さらに今回29年に改正された新TNM分類でその特徴であるT因子分類に関して当科N0M0症例に関して腫瘍径のみによる生存曲線の比較検討を行った。
結果:腫瘍径と生存曲線の間には組織型P因子にかかわりなく比較的きれいな相関関係が認められ当科症例でも新分類の妥当性が評価できたと考える。

非切除例に関しては遺伝子治療薬の開発などにより今後その延命効果が大きく飛躍することが予測されている、実際当科症例でも病期Wで抗がん剤、遺伝子治療薬などの併用により5年近い生存を得られている方が何名かいることから組織形態と治療内容による余後などについて詳細に検討していく予定である。今後症例を増やすことでさらに検討を重ね集学的治療の合理性を検討していく。

表-1:病期別生存率(肺がん手術例over all survival)
○ Ta:85例、Tb:31例、Ua:17例、Ub:8例、Va:15例、Vb:4例 W:8例
○ 観察期間:月数

 

 

表-2:腫瘍径別生存率(手術例N0M0症例over all survival)

○ 〜10mm:24例、11から20:48例、21〜30:32例、31〜40:18例、41〜50:2例、 51〜60:2例 61mm〜:6例
○ 観察期間:


患者さんへのメッセージ

肺がんは決して恐ろしい不治の病気ではありません。発見が早ければ完全に治すことは充分に可能な病気です。
自分はタバコのみだ。最近変な咳や血の混じった痰が出る。この前の検診で胸に異常を指摘されたがまだ詳しい検査を受けていない。そんな方はできるだけ早く専門医を受診することをお勧めします。

 


担当医師

氏名   保坂 誠(ほさか まこと)
役職   副部長
専門領域 呼吸器外科

資格等 日本外科学会専門医・認定医、日本呼吸器外科学会専門医、日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医、肺がんCT検診認定機構肺がんCT検診認定医師
コメント

呼吸器中心の治療を行なっております。
肺がんの治療は、癌の分類や病期に基づいて手術、抗癌剤治療、放射線治療、緩和ケア等を総合的に検討していきます。

数週間続く咳や胸部レントゲンの異常(胸水貯留、結節影)等に対しても積極的に検査を行ないます。



認定施設等
日本呼吸器外科学会指導医制度関連施設
日本呼吸器内視鏡学会認定施設
日本胸部外科学会専門医制度関連施設

 


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